2024年2月29日、病院内でACPについて深く学ぶために、長岡赤十字病院・緩和ケア科　佐藤直子先生をお迎えして、『しなやかに死と向き合い 豊かにに生きるために』と題して、ご講演をいただきました。

　ACPとは、advanced care planning　の略で、患者・家族・医療従事者の話し合いを通じて、患者の価値観を明らかにし、これからの治療・ケアの目標や選好を明確にするプロセスのことです。厚生労働省は、これを『人生会議』と翻訳しています。

“大切な人の死を経験したことがありますか？”

“自分らしく生き　自分らしく逝く”　などの印象的な言葉にまとめられたお話しに、聴く者はぐいぐい引きつけられ、心が揺さぶられました。自分の最期の時が来る前に、自分はどう生きたいのか、どう逝きたいのか、考えてみませんか。