イラスト先輩ナースが、対話形式で、実際に働いている状況を伝えています。
新人&プリセプター
1年間のプリセプター期間もあと1ヶ月で終わってしまうんですが、私、いまだに初日のこと覚えています。はじめて病棟に来た日にゆめさんが声をかけてくれて、挨拶してくださったんですよ。ふわっとしていて、すごい優しそうで安心しました。
じつは私、初プリだったの。だからドキドキしてたんです。「私で良いの?」って。でもはなさんはとっても優秀で、私も安心してたんだよ(笑)。
ありがとうございます! 最初の1ヶ月はずっと後をついてまわって、それが終わってからもゆめさんにはいろんなことを聞きました。やっぱりプリセプターさんだからすごく話しかけやすくて、「こんなこと聞いて良いのかな……?」って思うことも声をかけさせてもらってました。
技術面はまわりのみんなも教えてくれるし、どちらかというと私が心がけていたのはメンタル面。つねに声をかけたりだとか、気にかけたりするようにしていました。当院のプリセプター制度は、基本的にそうしたメンタル面を重視しているのが特徴かもしれません。同じシフトでないときも、ほかのチームに「はなさん、どうだった?」って情報をもらって、一緒に振り返りもしましたね。
日々、そうやってゆめさんが気にかけてくれたのは本当に心強かったです。だからもっと頑張ろうって思えたんですよ。秋くらいに、私、アドバイスしてもらいたくて声をかけましたよね。今までただ見学していただけのことを、全部、自分でやらなくちゃいけなくなったとき、うまく動けなくなっちゃって……。実際にゆめさんについてもらって、時間の使い方や受け持ちの患者様への対応といった1日の動きを見ていただいて。
上手にまわれていたよ? 本当に優秀だなって思いました。あとは技術だね。点滴の刺し方、オムツの替え方、本当にたくさんの項目があるから、チェックリストをクリアしていくのは大変だと思うけれど2年目に向けて頑張ろう!
はい! 1年目は決められた業務、やらなくちゃいけないことをただ終わらせるのでイッパイイッパイでしたけれど、2年目はもうちょっと患者様の気持ちにこたえられるように頑張ります!
技術を教える際、同時に根拠も教えなくちゃいけなかったから、私自身もあいまいだったり、わからなかった部分を復習できて良かったと思っています。しっかりとした根拠に基づいて看護することを目標に、また新しい新人さんに、今回のプリセプター経験を生かして声をかけていきたいと思います。