麻酔科(痛み外来)

スタッフ

倉田 豊
役職:麻酔科部長
卒業年度:平成5年
資格:日本麻酔科学会認定指導医、日本専門医機構麻酔科専門医、日本麻酔科学会認定医、厚生労働省認可麻酔科標榜医

その他、関東甲信越の3大学4施設より5名の非常勤医師が勤務しています。

診療内容、診療実績等

手術時の麻酔

柏崎総合医療センターでは年間約3,000例の手術をおこなっています。麻酔科は患者さんの痛みを取り除いたり、手術中に眠れるようにしたりする「麻酔」を担当しています。

よくあるご質問

手術の際は誰が麻酔をするのですか?

どの患者さんの麻酔も、日本麻酔科学会から認定された指導医、専門医が担当します。臨床研修医や麻酔科医の資格を持たない医師が担当することはありません。局所麻酔などでおこなわれる小手術は各科の医師が担当します。

手術の途中で目が覚めてしまったり、手術が終わっても目が覚めなかったりすることはありませんか?

全身麻酔では手術中に継続して麻酔薬を投与していますので、途中で目覚めて痛みを感じたりすることはありません。また、効果の短い麻酔薬を使用していますので、手術終了後には速やかに目が覚めます。

手術後の痛みが心配なのですが。

全身麻酔のお薬の効果が切れると痛みが生じてしまいます。柏崎総合医療センター麻酔科では「患者さんが安全なだけでなく快適に」をモットーに、各種鎮痛薬や硬膜外鎮痛、各種神経ブロックなどを併用することにより、手術後の痛みの管理をおこなっています。手術を受けられた多くの患者さんから「思ったほど痛くありませんでした」と言っていただけています。

手術中に眠っていたいので全身麻酔にしてもらえませんか?

寝返りをうったり、身体をあまり自由には動かしたりできない手術中に意識が残っているのを苦痛に思われる患者さんもいらっしゃいます。全身麻酔ではない手術時にも薬剤により眠ることは可能です。しかし、手術や患者さんの状態によってはご希望に添えない場合もありますので主治医にご相談ください。

痛み外来

痛み外来では通常の治療ではなかなか改善しない疼痛のある患者さんを対象として神経ブロックや各種投薬治療などの診療を月曜日の午前中におこなっています。
以下のような多種多様の痛み、およびその関連疾患を治療しています。

全身にみられる痛み 癌性疼痛、帯状疱疹、帯状庖疹後神経痛、反射性交感神経性萎縮症(RSD)とカウザルギー、幻肢痛、末梢血行障害(バージャー病、閉塞性動脈硬化症、レイノー病など)、糖尿病性ニューロパチー、脳血管障害後の疼痛、脊椎・脊髄腫瘍、骨粗鬆症による圧迫骨折、脊柱管狭窄症、後縦靭帯骨化症、黄色靭帯骨化症、椎間板ヘルニア(頚椎、胸椎、腰椎)、変形性脊椎症、線維筋痛症、肢端紅痛症
頭部・顔面の痛み 頭痛(片頭痛、群発頭痛、緊張型頭痛、側頭動脈炎)、三叉神経痛、舌咽神経痛、後頭神経痛、非定型顔面痛、翼口蓋神経痛
頚・肩・上肢部の痛み 頚椎症、頚髄症、胸郭出口症候群、肩関節周囲炎(五十肩)、外傷性頚部症候群(むちうち症)
胸部の痛み 肋間神経痛、開胸術後症候群
腰・下肢部の痛み 急性腰痛(ギックリ腰)、慢性腰痛、坐骨神経痛
陰部・肛門の痛み 外傷や手術後の肛門部痛
痛み以外の疾患 顔面神経麻揮(ベル麻揮)、ハント症候群、眼筋麻痺症候群、自律神経失調症、多汗症、顔面痙攣、眼瞼痙攣、アレルギー性鼻炎、心身症、痙性斜頚、慢性疲労症候群

外来スケジュール

詳しくは、「外来診療担当表」をご確認ください。

お知らせ

現在は特にありません。

病院誌のご案内

病院誌(第19号)臨床業績「麻酔科」(PDF)

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