教育体制

新卒向け

JA 新潟厚生連では、充実した研修制度やプリセプター制度、県内にある17 病院の連携による看護部内留学制度などを通じ、看護師がさまざまな場面で活躍できるよう支援しています。本部主催の研修のほか、柏崎総合医療センターでは、集合研修と分散研修の2 本立てで新卒教育を行っています。

集合研修

研修顧問の指導のもと、教育委員会が集合研修の企画・運営を行っています。

新人1 年間の研修について
4 月 ・接遇、倫理研修 ・夜勤前研修
5 月 ・麻薬管理研修 ・ME機器管理研修
6 月 ・救急看護研修 ・医療安全対策 ( 誤薬 ) 研修
7 月 ・輸血管理研修 ・エンゼルケア研修
8 月 ・感染対策研修 ・抗菌剤研修
9 月 ・看護記録研修 ・医療安全対策( 転倒・転落) 研修
10 月 ・褥瘡研修 ・リラクセーション研修
11 月 ・多重課題研修
12 月 ・受け持ち看護師研修
1 月 ・院内留学
2 月 ・1 年目( 看護技術発表会) 研修
3 月 ・目標管理(2 年目に向けて)

学んだ事項については、自身と先輩看護師が
1:一人でできる 2:指導のもとできる 3:演習でできる 4:知識としてわかる
の指標で評価を行い、1 の状態を目指していきます。

リラクセーション研修

10 月 リラクセーション研修

新人多重課題研修

11 月 新人多重課題研修

分散教育

新人の直接的な指導にあたるプリセプター(実地指導者)が中心となり、
現場での仕事を通してきめ細かな教育サポートを実施していきます。

■ 師長・主任
プリセプターへの助言や、新人看護師、プリセプターの評価を行います。
■ 教育担当者(教育委員)
集合研修を受けて自部署での新人研修の運営を中心となって行います。
■ チームスタッフ
プリセプターの支えとなり、チーム全体で新人看護師に関わり、技術指導・評価を行います。
■ プリセプター(実地指導者)
新人の支えとなり、臨床実践に関する実地指導、評価などを行います。
■ 新人看護師(プリセプティ)

中途入職者向け

当院では中途入職者へのフォローにも力を入れています。経験年数によってクリニカルラダーの到達レベルを確認し、一人ひとりに合わせた教育プログラムを実施。指導係となる“相談役”を中心に病棟全体でフォローしています。指導期間は個人のレベルに合わせて設定されており、ブランク明けの方や急性期未経験者から希望があった場合は、新卒同様、プリセプターによる指導を1 年間行います。面接後、内定してから入職までの間にe- ラーニング「ナーシング・スキル」での学習も可能です。

先輩看護師の声

目﨑 真子さん/ 西5 階病棟/ 看護師歴7 年(2013年入職)

前職は消化器をやっていたんですが、当院に入職して呼吸器・循環器メインの病棟に配属されました。はじめての分野だったから最初は大変でしたが、入職して1 ヶ月は“相談役” の先輩がついていくれて、先輩方みなさんで優しく教えてくました! 病棟では先輩方が勉強会を開いてくれることもあります。院内のほかに法人全体の研修もあるんですよ。e- ラーニングで自宅学習もできるから、勉強会や研修に時間が合わない方も安心です!

目﨑 真子さん

小田 瑞穂さん/ 西4 階病棟/ 看護師歴8 年(2015年入職)

前職は大学病院です。入職したとき病院長が「楽しく働きましょう」と仰ったのが印象的で……。前職ではめまぐるしく1 日が過ぎていて「楽しさってなんだろう?」と思っていた時だったので、「楽しく働いていいんだ!」って嬉しくなりました。実際、忙しくても皆さん前向きで、楽しく働いています! 緩和ケアチームやNST、ALS・BLS 委員会が中心となってよく勉強会を開催しており、遠方に行かなくても学習の機会がしっかりあります。開催は日勤帯がほとんどだから参加しやすいです!

小田 瑞穂さん

e ラーニング( ナーシング・スキル)

303 の看護技術の手順、必要物品を動画とe ラーニングで具体的に学ぶことができます。
手順に加えてその根拠も解説。米国で開発されたノウハウを日本の現場に即して改良、
常に最新情報に更新される画期的な学習ツールです。

資格取得支援制度

認定看護師の資格を目指す方には、受講中の給与を支給するほか、学費・交通費・住宅費などを補助しています。現在当院には3 名の認定看護師が在籍。今後も認知症や、がん化学療法、糖尿病など、専門分野を目指す看護師はどの分野でもバックアップしていきます。

専門・認定看護師の声

高水準の看護でQOL維持のお手伝い

横関 泰江さん 1996 年入職 化学療法センター所属 がん看護専門看護師

現在、化学療法センターでの看護実践を中心に患者やその家族に対して、QOL(生活の質)の視点に立った水準の高い看護が提供できるよう日々研鑽を積んでいます。癒しを与えることができる手は看護師にとって大切な道具の一つです。体温や触感、気持ちまで手を触れて感じ取れることがあります。抗がん剤治療を通して、患者さんやご家族の小さなサインに耳を傾け、手を差し伸べ、総合的な判断を行います。これまでのQOLが維持できるようお手伝いすることが現在の私の役割であると考えています。患者さん、ご家族の思いや希望が維持できるよう多職種で手を取り合い、笑顔になれるように支援していきたいと考えています。

横関 泰江さん

資格取得後は、専従で感染管理の業務を担当

徳原 伸子さん 2005 年入職 看護部長室所属 感染管理認定看護師

内科病棟で勤務していたとき、感染症のアウトブレイクが起きたことが感染管理認定看護師を目指したきっかけです。2014 年、東京都内にある感染管理学科で1 年間勉強しました。現在は専従で病院内の感染管理に関する業務を行っています。研修で東京にいる間、お給料だけでなく研修中の住宅費や交通費のサポートがあったので助かりました。私には子どもがいるので週末には柏崎に帰ってきていたのですが、その際の帰宅旅費も援助してもらい、子育てしながらキャリアアップできました!

徳原 伸子さん

病棟看護師や医師からも頼られる存在に!

中村 文枝さん 1997 年入職 外科外来所属 皮膚・排泄ケア認定看護師

以前、外科病棟に勤務していたときにストーマに興味を持ち、病棟のストーマグループで活動していた経緯もあって認定の道へ進みました。現在は外科外来に勤務しており、月2 回の“活動日” をもらって活動しているほか、ストーマ外来の担当などをしています。病棟からの相談・依頼が多く、活動日のほかにも外来業務の合間に相談を受けています。外来の手術後の創傷ケアなどは、医師から相談が来ることもあります。救急外来にも出ているため、救急外来に来る創傷の患者様のケアにも学んだことを生かせていると思います。

中村 文枝さん

院内全体で取り組む呼吸ケア、災害対応を目指して

岡田 美香さん 1990 年入職 内科病棟所属 救急看護認定看護師

外来に勤務交替し救急外来勤務に携わる中、2007 年に発生した中越沖地震の多数傷病者受け入れが救急看護認定を目指す強い動機となりました。救急指定病院であり災害拠点病院でもある当院において、呼吸ケアチームのメンバーやDMAT 隊員などの役割を担っており、充実した活動を行っています。専門領域の委員会や研修を担当し、救急看護に関心のあるスタッフの育成にも力を注いでいます。

岡田 美香さん